みなさん、こんにちは。
当院は世田谷区でお産のできるクリニックとしては20年ぶりの新規開業でしたが、それからあっという間に10年以上が経過しました。
地域の皆様に支えられ、愛されながら発展を続け、当院で生まれた赤ちゃんもそろそろ4000人に到達しようとしております。
当クリニックでは妊婦健診やお産、婦人科一般の診療を行っております。また、かかりつけ医として地域の女性の健康管理に貢献するため、検診業務なども行っております。
私は当院開設前には国立成育医療研究センターに約4年間勤務し、ハイリスク妊婦、ハイリスク胎児の管理や分娩に携わって参りました。また、一般的な産婦人科医が一生に一度診るかどうかという症例を山ほど経験して、わずかな母体や胎児の異常を捉える技術を磨いてきました。その中で本当に母児にとってやさしく、満足して頂けるお産は何か絶えず自問自答してきました。少なくとも普通の妊婦さんにとって満足度の高いお産と安心とは十分に両立するものと考えています。
当クリニックの責務としましては総合病院では決して味わうことのできないアットホームでご家族にとって思い出に残るお産を提供することだと思っております。また、マタニティヨガやマタニティピラティスのクラス等を通して楽しいマタニティライフを創りあげたり、お産後のクラスにも積極的に参加してもらうことによって末永くお母さんと赤ちゃんとの絆を保っていきたいと思っております。
当院のお産の特徴としましては和室でご家族に囲まれながら分娩ができたり、アットホームな雰囲気の中で最先端の無痛分娩(24時間対応)をすることができます。お産の感動はご家族で共有して頂きたいので上のお子様などの立ち合い制限もしておりません。もちろん、お産の方の入院のお部屋はすべて個室とさせて頂いております。
産まれたばかりの赤ちゃんはよく泣くというイメージはありませんか?実は赤ちゃんは泣きたくて泣いているわけではありません。お母さんから引き離されることによってビックリして泣いているのです。生まれたばかりの赤ちゃんがまず行くべき場所は計測用の台の上ではなくお母さんの胸の上です。お母さんに抱かれている赤ちゃんは安心してすぐにおとなしくなります。当クリニックではこのようなカンガルーケア(早期母子接触)も推奨しております。もちろんカンガルーケア中は赤ちゃんの状態をしっかり確認するために必ず生体モニターを装着しますのでご安心ください。
当クリニックは国立成育研究医療センターとは大変近い場所にあり常に連絡を密にとっておりますので、そのような点からも安心して受診していただけると思います。
また、皆様に気持ち良く診察を受けて頂けるようスタッフ一同待遇やプライバシーへの配慮にも力を入れております。
これからも地域に密着して皆様のために頑張りますので、よろしくお願いいたします。
2019年10月
成城マタニティクリニック 渡場孝弥
平成 6年
弘前大学医学部卒業
札幌医科大学産婦人科入局
平成12年
大阪府立母子保健総合医療センター(大阪母子医療センター)レジデント
平成14年
札幌医科大学産婦人科
平成16年
国立成育医療センター周産期診療部レジデント
平成17年
国立成育医療センター周産期診療部産科医員
平成20年8月まで
国立成育医療センター周産期診療部産科麻酔科
倉橋敦也先生
産業医大卒
毎週水曜日2診の外来担当